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以前のブログ「ソファに座って」の過去の記事はこちらをご覧ください「ソファに座って


今日の地元紙北鹿新聞に鹿角市の大日霊貴神社(おおひるめむちじんじゃ)の広告にありましたので勝手に転載させてもらいました。

建物を建てる時に行われる主なお祭りは、地鎮祭、上棟祭、竣工祭(新宅祭)です。 地鎮祭は、建物を建てるにあたって、その土地の神様(大地主神(おおとこぬしのかみ)、埴山彦神(はにやまひこよかみ)、埴山姫神(はにやまひめかみ)、産土大神(うぶすなおおかみ))に敷地の安泰や建築に関わる人たちの安全を祈るものです。

上棟祭は「むねあげ」と呼ばれ大工さんが主役として関わってきたもので、建築物に関する神様(屋船久久能智神(やふねくくのちかみ)、屋船豊受姫神(やるねとようけひめかみ)手置帆負神(たおきほおいかみ)、彦狭知神(ひこさしりかみ))に柱が立ち、棟が上がったことの喜びと美しく堅牢な建物の完成を祈るものです。

竣工祭(住宅では新宅祭)は、建物の完成をお祝いするものですが、これまでお守り頂いた神々への感謝と風水害・火災・地震・雷など災いがなく、久しく栄えるように祈るものです。

とのことです。

私の携わった建物でこの3つ全て行ったところはありませんね。

地鎮祭は新しい土地の場合は行うことが多いですが、それ以外はほとんどなく、まして神官さんを呼んでまでというのは最近では、地鎮祭以外ないですね。

とはいえ、日本古来の風習ですし、こういった風習が出来てきた経緯というのもあってのことで、それは現代にもきっと繋がっていることなのでしょうから、住宅など建てようとする方は頭の隅にでも入れといて損はないと思います。



秋田県では一戸建ての住宅の雪下ろしの安全対策や負担軽減を目的とした改修工事費用に対して補助金を出しています。

今年度の案内が来ましたのでお知らせします。

対象者は65歳以上の方、身体障害者手帳の交付を受けている方、上記いずれかの方と同居する方。

補助額は工事費の1/2の上限10万円までで、5万円以上の工事が対象。

補助の対象となる工事は

1.雪下ろし作業時の安全を確保するための工事

2.屋根からの落雪を防止するための工事

3.屋根に融雪設備を設置するための工事

4.消雪・融雪敷設工事

で、4.のみでの申請は対象としていない。屋根の形状変更に係る工事はも対象外。

ただし、県の住宅リフォーム推進事業との併用はできないそうです。

詳しくはチラシをご覧ください。



平成56年5月31日以前に建築された木造住宅に対して、各自治体で補助金制度が用意されています。

概ね耐震診断に対して3万円、耐震改修工事に対して30万円から50万円程度のようです。

アトリエ105のある秋田県大館市近郊でも、大館市、鹿角市、北秋田市などで実施しています。秋田市や大仙市横手市などのほか秋田県以外の県でもそれぞれあるようです。

そしてこの補助金に合わせてリフォーム補助金も受けられる場合もありますので、56年以前に建てられた住宅にお住まいで、耐震改修しようと考えている方は各地域の市町村のホームーページ等で確認されたらいいと思います。

アトリエ105での例として「神山の家」が大館市の耐震診断、耐震改修工事の第1号で行いました。「神山の家」は同時に断熱改修も行い、内部も全面的にリフォームしました。

そのため工事費は建て替えに近いぐらいかかっていますが、全てを捨て去るのではなく、利用できるものは利用してある点でエコロジーですし外観的にも地域に馴染んだものを継承できたのではないかと思います。


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